HASAMI コンサルティング事例

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2009年、『奈良の小さな会社が表参道ヒルズに店を出すまでの道のり。』を読んだマルヒロの馬場幹也氏より依頼あり。初コンサルティング案件。


波佐見は長年「有田の下請け産地」としてものづくりをしてきた町。有田焼の上絵付けをする前の、白く薄手の磁器を得意としているが、知名度は低い。徹底した分業制で横のつながりが薄い。マルヒロのような産地問屋は生地、釉薬、窯元等それぞれの業者に発注してものづくりをしている。


産地の強みは「量産できる」「安価」「専門性の高さ」。そして、馬場匡平氏のやりたいことは「波佐見に映画館をつくること」。強みとやりたいことから答えを導きだしていく。
「単なる焼きものブランド」ではなく将来的には「総合カルチャーブランド」を目指す。


波佐見を背負って立つ心意気と地名、“釉薬ばさみ”という道具感を「HASAMI」というブランド名に込める。
従来の「白くて薄い」という波佐見焼のイメージを大きく覆す、カラフルでカジュアルな佇まい。アパレルショップに置いてあっても違和感がないテイストにする。
スタッキングできる、ガシガシ使える、色の組み合わせに遊び心がある、買いやすい価格帯。匡平氏のイメージは、専門性の高い産地だからこそ実現した。HASAMIをつくりあげていく過程の中で、匡平氏を中心に産地の横のつながりも生まれた。


2010年6月 大日本市にてデビュー

投稿者 : 石田 香代

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大日本市展示会
プロジェクト
HASAMI
奈良県
長崎県