【長崎博覧会】コンセプトは「B」

2016-08-04

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マルヒロ馬場匡平氏。ハッピータウン波佐見祭りの仕掛け人。

マルヒロのショップの床も端材でできています

窯元の様子

創業三百周年を迎える今年、全国5地域で開催される大日本市博覧会。

その第三回目となる「長崎博覧会」×ハッピータウン波佐見祭りを

シルバーウィーク 9/22(木・祝)~9/25(日)に開催します。



コンセプトは「B」。

「B級品(B品)」の「B」です。

そのコンセプトの背景にある

産業の生産過程で生まれるB品や廃棄品の問題、

その問題に取り組む想いをご紹介します。


 「B品」とは何か。

一般的に、お店に並んでいる商品は「A品」と判断されたもの。

それ以外の「B品」は、廃棄されるか、低価格で叩き売りされるのが現状です。


B品には、傷や汚れ等でB品と判断されるものもあれば、

機能として問題はないけれど、

メーカーや販売店が定めた「仕様」と異なるためにB品となる商品もあります。


違いが「味」ととらえる物もありますが、

デザインやサイズが他の商品と揃っていないことは、問題となるケースが多いのです。

工芸品は作る過程で人の手が入るため、B品が出やすいのも事実。

特に、陶土屋、生地屋、型屋、窯元、上絵屋など工程を分業制でつくる波佐見焼はB品率が高く、

商品(A品)をつくるには倍焼かないといけないそう。



「このままでは、ものづくりが続けられなくなる」

と、主催のマルヒロ 馬場匡平さんは危惧しています。

ここ数年、波佐見焼の売上は伸びていますが、

材料である陶石が取れる山が、どんどん少なくなっていってるそう。

「残された資源で、一体何年先までやっていけるのか?」

そのためには、資源を活用しできるだけ廃棄品を出さないようにすることが必要でした。



 B品を、特別なA品に。

B品をただ、叩き売りするのではなく、

手を加え、新しく付加価値を付けたものにリメイクして販売します。

新しいアイデアやデザインを加えることで、

元々の商品よりもさらに素敵な商品になるかもしれません。

限りある資源の中でものづくりを長く続けていくには、

そういった新しい視点でものを見ていく必要がありそうです。


今回のイベントが、そのきっかけになればと思います。


廃棄されてしまうものが、少しでも減らせますように。

中川政七商店も、リメイク商品の販売と蔵出し市をおこなう予定です。

会場限定での商品となりますので、ぜひ遊びにきてください。



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ハッピータウン波佐見祭り特設WEBサイト:http://www.hasamiyaki.jp/matsuri/ 

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